ツール · 給与明細
基本給、手当、残業時間、寮費を入れてください。会社が作る給与明細書(きゅうよめいさいしょ)と同じ形で表を作り、1行ずつやさしい日本語で説明します。給料の何%が引かれて、いくら口座に入るかがわかります。
例:特定技能の平均の給料に、残業10時間を足すと、総支給額は¥238,697です。保険と税金で¥48,809(20.4%)が引かれて、口座に入るのは¥189,888です。 給与明細のことばを見る
給与明細の「基本給」の行か、雇用契約書を見てください。
この手当は、残業代のもとになる1時間の給料(時給)にも入ります。
税金はかかりますが、法律では残業代のもとには入りません。
電車やバスの通勤手当は、1か月¥150,000まで所得税がかかりません。ただし、保険料には入ります。
海外にいる家族も、書類(扶養控除等申告書)を会社に出していれば入れられます。
この都道府県の健康保険料率は9.85%です。半分をあなたが、半分を会社が払います。
畜産(牛、豚、鶏、酪農)と造園は、一般の料率です。
住民税は去年の収入で決まり、6月から翌年5月の給料から引かれます。
行と順番は、日本の一般的な給与明細と同じです。会社によって、行の名前が少し違うことがあります。
| 給与明細書 · 明細の行 | 金額 | 総支給額の% |
|---|---|---|
| 支給 · 支払われるお金 | ||
| 基本給基本給 | ¥221,400 | 92.8% |
| 時間外手当残業 10時間 × 125% | ¥17,297 | 7.2% |
| 総支給額総支給額 | ¥238,697 | 100.0% |
| 控除 · 引かれるお金 | ||
| 健康保険健康保険 4.925% | ¥11,820 | 5.0% |
| 子ども・子育て支援金子ども・子育て支援金 0.115% | ¥276 | 0.1% |
| 厚生年金厚生年金 9.15% | ¥21,960 | 9.2% |
| 雇用保険雇用保険 0.5% | ¥1,193 | 0.5% |
| 社会保険料計社会保険料の合計 | ¥35,249 | 14.8% |
| 所得税所得税 | ¥4,460 | 1.9% |
| 住民税住民税 | ¥9,100 | 3.8% |
| 控除合計控除の合計 | ¥48,809 | 20.4% |
| 差引支給額口座に入る金額(手取り) | ¥189,888 | 79.6% |
住民税は、1月1日に住んでいた市区町村が、前の年の収入をもとに決めます。2026年に日本で働き始めた人は、今年はまだ払いません。2027年6月の給料から引かれ始めます。
だから、1年目は手取りが多く見えます。2年目の6月から、1年の住民税の約12分の1が毎月増えます。端数は6月にまとめるので、6月だけ少し多くなります。
1月から4月の間に仕事をやめると、5月までの住民税が最後の給料からまとめて引かれます。6月から12月の間にやめるときは、まとめて引いてもらうか、市区町村から来る納付書で自分で払うか、選べます。
時給 =(基本給 + 手当)÷ 1か月の所定労働時間。家族手当、住宅手当、通勤手当は入れません。
1か月60時間までの残業は、時給の125%以上です。60時間を超えた分は150%です。夜22時から朝5時に働くと、さらに25%がつきます。法定休日に働くと135%です。法定休日の時間は、60時間に入れません。
2023年4月から、150%のルールは中小企業にも使われています。
労働基準法(第24条)では、給料は全額を払うことになっています。税金と保険のほかに会社が引けるのは、労働組合か従業員の代表と書面で約束した場合(労使協定)だけです。
寮費、水道、電気、食事のお金は、内訳を教えてもらってください。日本に来る前の契約書に書いてある金額と比べましょう。
給与明細によく出ることばです。明細の上から下への順番で並べています。
| 日本語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 勤怠 · 出勤と労働時間 | ||
| 給与明細書 | kyūyo meisaisho | 会社が毎月くれる、給料の内訳の紙(またはデータ) |
| 勤怠 | kintai | 出勤した日や働いた時間を書いたところ |
| 出勤日数 | shukkin nissū | 仕事に行った日の数 |
| 欠勤日数 | kekkin nissū | 休んだ日の数。有給休暇ではない休み |
| 有給休暇 | yūkyū kyūka | 休んでも給料が出る休み |
| 時間外労働 | jikangai rōdō | 残業。1日8時間または1週間40時間を超えて働いた時間 |
| 深夜労働 | shin'ya rōdō | 夜の22時から朝の5時までに働くこと |
| 休日出勤 | kyūjitsu shukkin | 休みの日に仕事に行くこと |
| 支給 · 支払われるお金 | ||
| 支給 | shikyū | 会社から払われるお金。収入のところ |
| 基本給 | kihonkyū | 手当や残業を入れる前の、もとの給料 |
| 時給 | jikyū | 1時間あたりの給料 |
| 残業手当 | zangyō teate | 残業したときに払われるお金。「時間外手当」とも書く |
| 深夜手当 | shin'ya teate | 夜22時から朝5時に働いたときの割増のお金 |
| 休日手当 | kyūjitsu teate | 休みの日に働いたときに払われるお金 |
| 資格手当 | shikaku teate | 資格や技術があるともらえるお金 |
| 皆勤手当 | kaikin teate | 1か月、1日も休まなかったときにもらえるお金 |
| 住宅手当 | jūtaku teate | 住むところのためにもらえるお金 |
| 家族手当 | kazoku teate | 家族がいる人がもらえるお金 |
| 通勤手当 | tsūkin teate | 会社に行くための電車やバスのお金 |
| 総支給額 | sō shikyūgaku | 引かれる前の、払われるお金の全部。税金や保険料を引く前の金額 |
| 控除 · 引かれるお金 | ||
| 控除 | kōjo | 給料から引かれるお金 |
| 健康保険 | kenkō hoken | 病気やけがのときに、病院代を少なくしてくれる保険 |
| 介護保険 | kaigo hoken | お年寄りの介護のための保険。40歳から64歳の人だけ払う |
| 子ども・子育て支援金 | kodomo kosodate shienkin | 子どもを育てる人を助けるお金。2026年4月から。健康保険といっしょに引かれることが多い |
| 厚生年金 | kōsei nenkin | 会社で働く人の年金。帰国するとき、一部を返してもらえる(脱退一時金) |
| 雇用保険 | koyō hoken | 仕事を失ったときに、お金をもらえる保険 |
| 社会保険料 | shakai hokenryō | 健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険などの保険料の合計 |
| 課税対象額 | kazei taishōgaku | 今月、所得税がかかる金額。総支給額から、保険料と、税金がかからない通勤手当を引いた金額 |
| 所得税 | shotokuzei | 国に払う税金。収入が多いほど多くなる |
| 住民税 | jūminzei | 住んでいる市区町村と都道府県に払う税金。去年の収入で決まる |
| 寮費 | ryōhi | 会社の寮や社宅に住むためのお金 |
| 食費 | shokuhi | 食事のお金 |
| 水道光熱費 | suidō kōnetsuhi | 水道、電気、ガスのお金 |
| 合計 | ||
| 控除合計 | kōjo gōkei | 引かれたお金の全部の合計 |
| 差引支給額 | sashihiki shikyūgaku | 手取り。引かれたあとに、口座に入るお金 |
| 振込額 | furikomigaku | 銀行の口座に振り込まれる金額 |
| そのほかの書類 | ||
| 源泉徴収票 | gensen chōshūhyō | 1年間の給料と税金を書いた紙。1月か、仕事をやめるときにもらう |
| 年末調整 | nenmatsu chōsei | 12月に、1年間の所得税を計算し直すこと |
| 住民税決定通知書 | jūminzei kettei tsūchisho | 1年間の住民税の金額を知らせる紙。5月か6月に来る |
| 賞与 | shōyo | ボーナス。決まった月に、給料とは別にもらうお金 |
国の賃金調査(2025年6月分)で、残業とボーナスを除いた、1か月の控除前の平均の給料です。手取りは、上のツールで計算しました。29歳、東京、扶養家族なし、残業なし、寮費なしの場合です。
| 在留資格など | 平均の給料 | 1年目の手取り | 2年目の手取り | 2年目の手取り(米ドル) |
|---|---|---|---|---|
| 特定技能 | ¥221,400 | ¥185,125 | ¥176,925 | $1,110 |
| 技能実習 | ¥190,300 | ¥159,389 | ¥152,989 | $962 |
| 外国人労働者すべて | ¥254,300 | ¥211,215 | ¥201,315 | $1,270 |
この調査は、従業員10人以上の民間企業が対象です。特定技能の平均は、年齢29.5歳、勤続2.4年です。技能実習は、26.2歳、1.7年です。
協会けんぽに入っている従業員の場合の目安です。所得税は、国税庁の電算機計算の特例で計算しています。月額表を使う給与明細とは、数十円の差が出ることがあります。2年目の住民税は、東京23区の税率で計算しています。外貨換算は財務省の月ごとのレートです。銀行や送金サービスは、各社のレートを使います。